名護城公園自然観察会「夏の花と昆虫たち」
6月4日(土)の午前、名護城公園で自然観察会「夏の花と昆虫たち」を開催したところ、名護市内をはじめ県内各地から13人が参加した。
開催の挨拶の後、この観察会のために作成した配布資料の説明をした。
観察会は、植物の説明から始まった。はじめに登場したのがエダウチヤガラの花、珍しいランの花に、みんな喜んだ。持参したデジカメで撮影し、メモを取っていた。頭上をアゲハチョウ科モンキアゲハ、オキナワカラスアゲハ、アオスジアゲハが飛んでいく。道路沿いを飛ぶのはナガサキアゲハ。同じ個体が往復している。「チョウ道」だと解する。
リュウキュウギンヤンマ、ウスバキトンボも飛んでいて、見つけては名前を告げる。参加者に方言名を聞いて交流する。ターマー、アーケージャーなどの名前が飛び出した。クチナシの実がついていたので、実はシジミチョウ科イワカワシジミが食べる。色づくと米などを染めるにも使うし、染色材として使うと説明。イイギリ、ナシカズラ、コバノヒメハギ、ギーマ、ヤマモモ、ノボタンなど名護城公園ならではの植物達が登場し、その特徴を説明し、食べる実には感心を示した。
質疑応答で本日の観察会は終了した。四季を通して、観察会実施の要望があった。