浦添大公園文化講座「沖縄の茶の話」は大好評だった
12月5日(土)の午後、浦添大公園「南エントランス多目的室」で開催された浦添大公園文化講座「沖縄の茶の話」は、後藤健志(沖縄県農業研究センター 研究員)が講話し、17人が参加し、大好評だった。
講座は、はじめにお茶とは何か?について、プロジェクターを使いスクリーンに写して説明した。開始前には参加者全員に資料を配付し、内容が理解出来るようにしたのも良かった。二つ目にはチャ栽培から加工、ここでは沖縄で実際に行われている農家のチャ栽培に関する現況を話してもらった。続いて沖縄の茶栽培はどうなのか、かつて広い面積だったが、近年減少し岐路に立っている。四番目に紅茶を作るための試験を農研センター名護支所での試験結果を報告してもらった。通常のチャ栽培から紅茶専用の品種を栽培し紅茶を生産し、付加価値を付ける。結果はよく、名護市の農家が全国2位の準グランプリンを受賞。試験場で栽培し生産した紅茶の試飲をしてもらった。発酵の程度や品種での味比較、検査専用の茶器を使ったので、これは参加者にたいへん喜ばれた。
参加者からは沖縄の紅茶栽培は産業になる、続きの話しを聞きたい等の感想が寄せられた。