台グスクの蝶類1
ジャコウアゲハ
シロオビアゲハ
モンキアゲハ
8月8日に中城公園「台グスク」で蝶類についての観察を予定していましたが、新型コロナ感染症対策で中止になりました。
観察会開催のために4月から調査を行い、7月末までに5科38種を記録することができました。せっかくの資料なのでホームページで紹介し、今後の自然観察をする際の参考になるかと思い掲載していきます。
台グスクの蝶類1
アゲハチョウ科
ジャコウアゲハ アゲハにしてはゆっくりと飛び、雄を捕獲しにおいをかぐと「じゃ香」のよい香りがします。4~7月まで目撃でき、4月が最も多かった。食草のリュウキュウウマノスズクサが自生しているので、発生が継続していると思われます。
シロオビアゲハ 真っ黒な地色に白い帯が特徴のアゲハの仲間で、台グスクでは数が多いです。4~7月まで目撃でき、いずれの月も普通に見ることができます。シークワサー(ヒラミレモン)が自生し、幼虫も見つかりました。また、食草のサルカケミカンも豊富に自生しているので、数が多いのだと思います。
モンキアゲハ 沖縄のアゲハの仲間でも大きな部類に入り、後翅に白斑が目立ちます。
5~7月まで目撃できましたが、数は少ないです。発生地の南限に近いため、飛来数が多いのでしょう。