台グスクの樹木たち49. アオカラムシ
中城公園
アオカラムシ(ノカラムシ)
方言名:マーウー(沖縄)、マオ(沖縄)、マーウサ(宮古)、ヤマブー(石垣)
イラクサ科 各島に分布
常緑の低木で石灰岩地帯に多く生育します。ノカラムシの名前は野茎蒸の意味で、野は野生、茎を蒸して皮をはぎ取り繊維を取り出すことからつけられました。そのまま繊維をとり、織って布を作る「自然織り」を実践している方もいます。
葉はタテハチョウ科アカタテハ、ヒメアカタテハ、ヤエヤマムラサキの食草で、特にアカタテハはこの植物に依存しています。