台グスクの樹木たち26. オオバギ
中城公園
オオバギ
方言名:チビカタマヤーガサ、マイクーバー、マイクンジヤ、クンチューユーナ、ウコバーギ
トウダイグサ科 沖縄各島、台湾、南中国、マレーシア等に分布
裸地にすると、いち早く生えてくる植物達があります。オオバギはその一つで、樹木の中では最も早いです。大きな葉を持っているので、遠くからでもよく目立ちます。
常緑の広葉樹で雌雄異株、高さ4~10mに達します。葉は大型で卵の形をしています。樹形は傘型で、大きくなるとかなりの日陰を作るので公園や学校の校庭、街路などにも植えられていました。
チビカタマヤーガサ、マイクーバー、マイクンジヤは尻の穴をふさぐと言う意味で、葉の粘液がお尻についてふさぐことに由来するとのことです。クンチューユーナはオオハマボウに似ている、ウコバーギは葉が大きいという意味です。ヒージャー(ヤギ)の大好きな植物の一つです。