食べられる野草を観察し、美味しい野草料理を数々堪能した
1月12日(土)午後、浦添大公園南エントランス多目的室を会場に、春の観察会-食べられる野草の試食会-を開催したところ、21人の市民が参加、食べられる野草を観察し、美味しい野草料理を数々堪能した。
食べられる野草の観察会は浦添城跡散策路沿いを歩きシロノセンダングサ、クサギ、アキノノゲシ、ホウビカンジュ、ゴウシュウタニワタリ、ホソバワダン(ンジャナ)、ムラサキカタバミ、ツルソバなどについて食べ方などを説明した。ムラサキカタバミは花を参加者に食べてもらい、酸っぱみを体験、クサギは葉をちぎり臭みを嗅いでもらった。野草の採取の時期、部位、方法を教えた。参加者からは酸っぱい、球根を食べていた、初めてとかクサギは昔食べたことがあるかも、との声があった。ルリハコベ、クワズイモの毒植物を見つけて、被害に合わないようにと説明した。
野草料理の試食は料理の方を簡単に説明してから食べてもらった。アキノノゲシポン酢和え、ナスタチュームの白和え、サシグサ(シロバナセンダングサ)のジェノベーゼ、クチナシ入り、ローゼル入り染めのおにぎりにレモンをのせて、トムヤム風スープ、タニワタリ・ホウビカンジュ・クサギの天ぷら、ニッケイのお茶を楽しんでもらった。参加者からは調理方法を教えて欲しいとの要望があったので、メモを配布した。家の周辺で採取し食べてみたいとの声があった。
同様のイベントは名護城公園で2月2日、中城公園で2月16日に開催の予定で、現在参加者を受け付中。人気のイベントなので早めのもう鋳込みを公園側では呼びかけている。